万年初心者のための世界史ブックガイド

2017年8月20日

モーパッサン 『脂肪のかたまり』 (岩波文庫)

Filed under: 文学 — 万年初心者 @ 04:21

モーパッサンの処女作。

ゾラを中心とする自然主義作家たちが、1880年に刊行した小説集に載せられたもの。

師のフロベールに激賞されたという(フロベールは同年死去)。

普仏戦争中、プロイセン軍占領下で、「脂肪のかたまり」と綽名される娼婦と馬車に居合わせた人々を題材に、人間の卑小極まりないエゴイズムを痛烈に描いた短編小説。

楽に読めて、面白い。

と言っても、後味はかなり悪いが。

モーパッサンは短編小説の名手と言われているが、とりあえずデビュー作のこれを読むだけにしておきます。

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