万年初心者のための世界史ブックガイド

2016年5月17日

マーク・トウェーン 『王子と乞食』 (岩波文庫)

Filed under: 文学 — 万年初心者 @ 02:38

英国王エドワード6世をモデルにした王子と、それにうり二つの容姿を持った物乞いの子供トムがひょんなことから入れ替わり、トムは宮中で王として振る舞い、王子は貧民の社会で苦汁を舐め経験を積むというおとぎ話。

誰もが一度は接したことのある設定と筋書だが、これは最高に面白い。

まさに傑作だ。

途中から王子の冒険がメイン・ストーリーになり、トムが出てこなくなるのがやや物足りないが、両者が再び顔を会わせ、大団円となる終盤の展開は素晴らしい。

芸術的価値云々はさて置いて、こういう類の「通俗性」は全く腐す気になれない。

是非一読を薦める。

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