万年初心者のための世界史ブックガイド

2015年1月18日

レッシング 『賢人ナータン』 (岩波文庫)

Filed under: 文学 — 万年初心者 @ 13:02

著者はゲーテ、シラーより一世代年長で、生没年は1729~1781年。

古典主義文学の代表者の一人。

これは史劇。

十字軍時代のイェルサレムを舞台に、イスラム史上屈指の名君サラディンと、富裕で寛仁・賢明なユダヤ商人ナータンと、テンプル騎士団員でサラディンの捕虜となったキリスト教徒騎士の三者を主要登場人物として、宗教的寛容の重要性を説いた作品。

表現・形式と主張・内容とも非常にわかりやすく、読みやすい。

ストーリー展開もてきぱきしており全く退屈せず、分量的にも一日で読める。

18世紀の作品だが、現代人でも全く抵抗無く読了でき、物語にすぐさま入り込むことができる。

予想していたよりも、かなり良かった。

初心者でも十分読みこなせる良作。

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