万年初心者のための世界史ブックガイド

2014年12月29日

ヘルマン・ヘッセ 『車輪の下で』 (光文社古典新訳文庫)

Filed under: 文学 — 万年初心者 @ 07:53

父親と郷里の人々の期待を一身に背負った優等生のハンス・ギーベンラートが神学校に入学するも、ある型破りな同級生との友情をきっかけに挫折し、機械工として再出発するが、束の間の苦い恋や仕事の厳しさを体験したのち、不幸な最期を遂げるという話。

ヘッセも著作が多く、何が代表作か分かりにくいが、とりあえず最も名が知られているのはこれか。

楽に読めるし分かりやすいので、これをこなしておけばいいでしょう。

学生時代に理想の自分と現実との違いに落胆したり、実社会の厳しさに直面し苦しむ主人公に共感したり、身につまされる人も多いでしょう。

何か深遠な真理の一端を覗かせてくれるといった本ではないかもしれないが、しみじみとした感慨を与えてくれる作品ですし、それで十分だと思います。

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