万年初心者のための世界史ブックガイド

2014年12月9日

アンドレ・ジイド 『狭き門』 (岩波文庫)

Filed under: 文学 — 万年初心者 @ 12:00

この人も著名な文学者だが、多くの作品があり、何が決定的な代表作か挙げにくい。

とりあえず200ページほどのこれを読んでおく。

1909年発表。

主人公と従姉のアリサの悲恋、信仰のゆえに主人公の求愛を退けるアリサの悲劇を描く。

普通に読めるが、まあよくわからない。

訳者あとがきでは、同じ著者の『背徳者』は自我解放の行き過ぎ、当作品は逆に自我抑制の行き過ぎを戒めたものと解してはどうかと書いてあった。

わかりやすいので、そういうことにしておきましょう。

なお、この人についてはコミュニズムへの接近・共感と『ソヴィエト紀行』による離反という遍歴も興味深いものがある。

20世紀以降の文学者については、他の時代にも増して、短編一作くらいを読むだけで済ますことが多いと思います。

ジイドについても、これ読んだだけでOKということにします。

広告

WordPress.com で無料サイトやブログを作成.

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。