万年初心者のための世界史ブックガイド

2014年6月10日

エミリー・ブロンテ 『嵐が丘  上・下』 (光文社古典新訳文庫)

Filed under: 文学 — 万年初心者 @ 15:54

現在では、ブロンテ姉妹の作品では最も評価の高いものか。

アーンショウ家、リントン家、孤児ヒースクリフの二世代にわたる愛憎物語。

ストーリーの運びはものすごく巧いと感じる。

おかげで、読むスピードは極めて速くなる。

キャサリン・アーンショウとヒースクリフの物語となる前半よりも、後半以降が長いのは、構成上少し違和感を持ったが、結果としてはそれほど気にならなかった。

中盤の陰惨な雰囲気がすごいので、ラストがこうも爽やかなものになるとは思いもよらなかった。

やはり傑作と言われるだけのことはある。

できるだけ新しい訳で読めば、初心者でも通読は困難ではないと思う。

気後れせずに、読了しておくべき古典と言えます。

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