万年初心者のための世界史ブックガイド

2014年5月12日

ヨハーン・ヴォルフガング・ゲーテ 『ファウスト  第一部』 (集英社文庫)

Filed under: 文学 — 万年初心者 @ 08:19

世界文学の古典のうち、韻文作品の『イリアス』『オデュッセイア』『神曲』『失楽園』などは、散文で記された19世紀的な長編小説よりも、初心者にとってハードルが高い。

知名度は抜群だが、これもそのやっかいな作品群の一つでしょう。

ですが、この版では散文調で訳しているので、有難いことに、普通に読めます。

筋もきちんと追える。

300ページもなく、量的にも楽。

高校世界史で習ったような、大雑把な粗筋だけ確認すればいいという気持ちで、気楽に読み進めればいい。

ファウストがメフィストフェレスの助けを借りて誘惑する娘の名が、マルガレーテからグレートヒェンにいつの間にか変わっていることなんかを除けば、特に読みにくいところも無い。

読了したという事実自体が、最大の収穫です。

特に深い感銘を受けたわけではないが、それはもちろんこちらが悪い。

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