万年初心者のための世界史ブックガイド

2014年4月11日

モーパッサン 『女の一生』 (光文社古典新訳文庫)

Filed under: 文学 — 万年初心者 @ 04:21

とんでもない夫とろくでもない息子に苦しめられる女性の話。

冒頭のほんのわずかな部分を除いて、全編を通じて感じる嫌な感じはすごい。

例えば、主人公の召使に異変が生じるシーンにはギョッとして、おいおいそりゃないでしょうという気分になる。

夫がある事件で物語から退場した時には、正直ほっとした。

私のように、教科書レベルの文学史の知識しか無くても、「なるほど、これが自然主義というやつか」と納得できます。

ラストは格別悲惨なものではないとは言え、面白いというには暗すぎる。

だが一気に読ませる傑作であることには間違いない。

初心者でも充分読める。

極めて知名度の高い作品でもあるし、一読はしておきましょう。

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