万年初心者のための世界史ブックガイド

2013年2月17日

『改訂版 日本史B用語集 (A併記) [2009年版]』 (山川出版社)

Filed under: 教科書・年表・事典 — 万年初心者 @ 01:08

これを買ったのは高校以来初めてか。

世界史の同種用語集は、常に手元に置いていましたが。

古書店の100円コーナーにあったんで、購入しました。

前近代では、日本史B教科書11種類のうちの記載頻度、近現代はB11種と日本史A教科書7種の頻度を併記している。

この記事では、適当に目に付いたものを、ごく少数取り上げるだけにします。

まず古代史で、磐井の乱(10)はともかく、白村江の戦い(10)も、全種には載っていないというのはどうかと。

中学レベルの用語ですんで。

一方奥州藤原氏の清衡・基衡・秀衡がすべて(11)。

摂関家の「中弛み期」みたいな時平が(10)、忠平が(7)。

これは多いのか少ないのか判断に迷う。

荘園整理令では、延喜が(8)、延久が(9)、記録荘園券契所が(10)。

高校の日本史なら、これらは(11)でもおかしくない。

北条高時、足利直義、高師直、武田信玄、上杉謙信がすべて(10)。

同じ教科書ではないのかもしれないが、これらが載ってない教科書というのはどんな感じなんだろう。

豊臣秀吉の惣無事令が満数の(11)。

これ、私が高校生の頃は、載ってなかったような気がします。

比較的新しい学説に基づくもののはず。

最近は、またそれに対する疑問が出されてると、どこかで読んだ覚えがあります。

日蓮宗の不受不施派が(4)。

これは少ない。

隠れキリシタンと並んで、江戸時代の宗教弾圧の標的となった宗派として有名なはず。

慶安の触書(7)には、この存在を疑問視する説もあると明記。

最近よく言われる説ですよね。

琉球王国の第一尚王朝と第二尚王朝が各(1)。

恥ずかしながら、私は尚王朝が二つに分けられることを、この本見るまで知りませんでした。

近代に入ると、征韓論(B9・A6)、張作霖爆殺事件(8・5)など、中学レベルの用語が満数でないのは、理解に苦しむ。

華北分離工作(8・3)や冀東地区防共自治政府(5・2)も少ない。

戦前日本の破滅の引き金になった事象ですし、これはしっかり教室で教えるべきでは・・・・・。

内閣職権、内閣官制、公式令、軍令は索引を見ても記載無し。

(軍令機関、軍令部はある。)

載ってる教科書はゼロですか・・・・・。

前回記事で書いた通り、これらも、その意味合いを含め、確実に記憶しておくべき用語だと思うのですが。

「学習指導要領」を改正してもらえませんか。

戦後史で、ケナンが(2)なのは、「おっ」と思った。

面倒なので、これだけにしておきます。

世界史だけでなく、日本史もやはりこれを1冊置いておくのはいいですね。

ちょっと暇な時にパラパラ眺めるだけでもいい。

しかし、すごい情報量だなあと改めて思う。

私はやはり世界史の方が性に合ってます。

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