万年初心者のための世界史ブックガイド

2009年7月19日

下斗米伸夫 『アジア冷戦史』 (中公新書)

Filed under: 国際関係・外交 — 万年初心者 @ 06:00

2004年刊。

こちらの記事で少々腐してしまった下斗米先生の本。

タイトルに「アジア」とあるが、実際は日中韓朝露にモンゴルとヴェトナムを加えた東アジアのみが対象範囲。

冷戦終結後に出た政府文書や著作・インタヴューなどを利用して、中国・旧ソ連・北朝鮮の共産圏三ヶ国からみた冷戦史概観といった著作となっているのが主な特徴。

申し訳ないんですが、文章に微妙な違和感を感じる部分が少なからずあるのは上記記事で書いたのと同じです。

内容は特に良くもなく悪くもなくといった感じ。

叙述の軸は中ソ対立で、それを利用した北朝鮮のろくでもない自主路線がサブテーマ。

この辺は他の分野に比べればまだ予備知識を持っているので、個人的にはさしたる発見もなく、あまり面白いとは思わなかった。

教科書レベルの次にこれを読んだ場合、有益な入門書と言えるのか、中途半端な概説なのかは、ちょっと判断しかねる。

お役に立てず申し訳ございませんが、強い印象を受けない普通の本でしたので、あまり書くことがなく、はっきりとした評価も下せません。

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