万年初心者のための世界史ブックガイド

2007年12月27日

中公新書08年1月新刊について

Filed under: おしらせ・雑記 — 万年初心者 @ 06:00

来月25日発売の中公新書新刊で、高橋正男『物語イスラエルの歴史 アブラハムから中東戦争まで』と伊藤章治『ジャガイモの世界史 歴史を動かした「貧者のパン」』というのが出るようです。

前者は副題を見ると古代からのユダヤ民族通史のようで、新書版で収まる内容かなとやや不安になりますが期待して待っていましょう。

後者もなかなか面白そうな社会史関連の本ですね。

(なお日本史好きの方向けには、同時に脇田修・晴子『物語京都の歴史』というのが出るようですので書店でご覧下さい。)

相変わらず中央公論は素人世界史愛好家にとって有難い本を続々出してくれますね。

高島俊男氏が『独断 中国関係名著案内』(東方書店)で書店の文庫コーナーで中公文庫の棚だけが輝いて見えると書いてましたが、全く同感。

これで経営の躓きが無く、品切れ本を次々に出す体質に変わらなかったら、最高の版元だったんですが。

あと以上のこととは全く関係無いですが、先日衛藤瀋吉さんが亡くなられましたね。

私が読んだのは『眠れる獅子』『近代東アジア国際関係史』著作集の第三巻だけでしたが、現実主義的な中国研究者・国際政治学者として中嶋嶺雄氏より少し上の世代で活躍された方でした。

著作を読んで、穏当・冷静な歴史観と流麗な史実の叙述に感心しておりました。

心からご冥福をお祈りします。

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