万年初心者のための世界史ブックガイド

2007年9月8日

塩野七生 『ローマ人の物語 17・18・19・20 悪名高き皇帝たち』 (新潮文庫)

Filed under: ローマ — 万年初心者 @ 06:00

ティベリウス、カリグラ、クラウディウス、ネロという帝政初期、ユリウス・クラウディウス朝の皇帝たちの治世を扱った巻。

アウグストゥスの家系が暴君の代名詞ネロで途絶えたことを初めて知ったときは軽い衝撃を受けたものだったが、カエサル家の悲劇の様相はただ史実を追うだけで十分面白い。

多分この巻が当シリーズで一番長大だが、全然冗長ではなく一気に読み通せる。

例によって本書を読んだ後は、タキトゥス『年代記』に取り組むのも良いでしょう。

しかし、何の留保も無しに絶賛できるのは、ひょっとしてこの巻までですかね。

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