万年初心者のための世界史ブックガイド

2007年7月30日

関連文献:読書論

Filed under: おしらせ・雑記, 読書論 — 万年初心者 @ 06:00

今、手元にある主な読書術の本というと以下の通りです。

(1)小谷野敦 『バカのための読書術』 (ちくま新書)

(2)呉智英 『読書家の新技術』 (朝日文庫)

(3)清水幾太郎 『本はどう読むか』 (講談社現代新書)

(4)渡部昇一 『知的生活の方法』 (講談社現代新書)

(5)立花隆 『ぼくはこんな本を読んできた』 (文春文庫)

(6)山内昌之 『「反」読書法』 (講談社現代新書)

(7)斎藤孝 『読書力』 (岩波新書)

(8)勢子浩爾 『自分をつくるための読書術』 (ちくま新書)

(9)福田和也 『ひと月百冊読み、三百枚書く私の方法』 (PHP研究所)

読書法として、「本を買うか、借りるか」「読書ノートを取るか、本に書き込みするか」で別れますが、まず読む本について図書館で借りるものを主にすべきと書いてるのは呉氏の2だけで、あと8が一回しか読まない本は借りろと書いてるのを別にすれば、その他の著者は皆できるだけ本は買うべきだと言ってます。

読書ノートについても、2が積極的に書くべき(ただし本の細かな要約的なものでなく自分なりのポイントを明示したもの)としていて、その点3も同様の主観主義的なノートを取ることを勧めてます。9も最終的には何かメモして残しておくべきと書いてます。あとはどんどん本に線を引いたり書き込んだり付箋紙を貼れという人が多いようです。

私の場合、やはり読む本は買ってしまいます。図書館でも借りますが、その時点で通読するためというより、買って読むべき本か判断するための下調べの目的で予約することがほとんどです。

読書ノートについては、今までつける習慣が全くありませんでした。一度書こうと思ったこともあったのですが、全然長続きしませんでした。しかも貧乏性で本に傍線を引っぱったりするのにも抵抗があり、読んでも何もしないというのが常態でした。

しかし生来の物覚えの悪さから、読んだ本の内容を片っ端から忘れるといった次第で、さすがに悔しさが否めず、何とかしようと考え、9で紹介されていた方法ですが、これはと思った記述のあるページの角を折っておくということだけはここ数年するようになりました。これは一番気軽にできることなのでお勧めします。

それ以上のことは今でも滅多にしないのですが、このブログでタイトルと大体の感想以外に、少々細かな内容を記している記事がありますが、それが実質読書ノート替わりになってます。

時には「ネタバレ」に近い記述もあるかと思いますが、個人的には読んだ本のポイントの記憶を鮮明にするのに極めて便利な手段ですので、何卒ご容赦ください。

なお「読書論」カテゴリに吉田寅他・編『世界史のための文献案内』(山川出版社)を入れてますが、類似の本として高島俊男『独断 中国関係名著案内』(東方書店)と、花井等編 『名著に学ぶ国際関係論』(有斐閣)、猪口孝 『社会科学入門』(中公新書)、中嶋嶺雄『国際関係論』(中公新書)を挙げておきます。

広告

WordPress.com Blog.

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。