万年初心者のための世界史ブックガイド

2006年11月18日

プーシキン 『大尉の娘』 (岩波文庫)

Filed under: ロシア, 文学 — 万年初心者 @ 06:01

受験時代に「プガチョフの乱に題材を採った歴史小説は?」という一問一答式問題としてタイトルを覚えた作品だが、今の受験生も憶えさせられているのだろうか。

高3から大学2年にかけては人生で唯一文学らしきものを読んだ時期である。

やはり「古典」を読まねばと思っても哲学書などは読んでもわからず、じゃあとりあえず文学でもとできるだけ手にとってみた。といっても代表作を大体読んだと言えるのはチェーホフとドストエフスキーだけ。

この辺のロシア文学で世界史に関係する小説といえば何といってもトルストイ『戦争と平和』だが、読んだことはないし、これからも一生読めないままだろう。

なにしろ大学半ばから小説というものを全く読まない人間になってしまった。偏った読書生活を反省。

閑話休題。本書もその時期に読んだものの一つ。

ロシア文学でもかなり初期の作品だが、これはかなり面白い。

プガチョフの乱について細かな具体的知識が得られるわけではないが、当時のロシア社会の様相や雰囲気が非常に良くわかる。

世界史関係歴史小説では押さえておきたい作品である。

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