万年初心者のための世界史ブックガイド

2006年9月1日

リチャード・パイプス 『ロシア革命史』 (成文社)

Filed under: ロシア — 万年初心者 @ 18:23

マーティン・メイリアの著作によって、著者が帝政ロシアとソヴィエト・ロシアの「継続性」を重視する立場と聞いていたので、そのような主張を疑わしく思っていた自分は、本書の存在を知りながら敬遠していた。

しかし一度通読してみると、これが最高に面白い。

最初書いたような歴史観はさほど表面に出ず、正統派全体主義論の立場で、20世紀初頭からレーニンの死に至るロシア史を詳細にかつ興味深く叙述している。

メイリアの『ソヴィエトの悲劇』より叙述範囲は短いが、その分個々の史実を詳しく検討・記述し、有益な通史として読むことができる。

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