万年初心者のための世界史ブックガイド

2006年7月22日

シェンキェヴィチ 『クォ ヴァディス 上・中・下』 (岩波文庫)

Filed under: ローマ, 文学 — 万年初心者 @ 07:47

ネロ帝のキリスト教徒迫害を背景にした歴史小説。

私が所持しているのは河野与一訳の旧版である。今は『クォ・ワディス』というタイトルの新訳が同じ岩波文庫に入っている。

ネロ、セネカ、ペテロ、パウロ、若きネルヴァなど御馴染みの超有名人も出てくるが、歴史小説といっても、基本的に史実に密着して順に描いていくという作品でなく、フィクションの度合いが強いので、読後の効用は、あくまで古代ローマの雰囲気を知ることができるということに止まる。

しかしストーリー展開があまりに面白すぎる。歴史小説の傑作と言われるのもわかる。

とりあえず読書リストの中に押さえておきたいもの。

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